このストーリーは、MRI made easy (...well almost)を参考にして、その内容の一部を改変して描いたものです。このブログは、参考書籍の複製や販売を目的としたものではありません。
MRI made easy (...well almost)は、インターネットで原文が公開されている書籍です。
このブログがこの書籍を参考にする理由は、ユーモアのある絵を使って、MRIの原理から応用まで非常にわかりやすく解説されており、MRIを学びたい方に親しみやすい内容になっているためです。
MRIは本当に深く、やりがいのある科学の一つです。
CT、PET、SPECTなどの医療画像検査に比べて、侵襲性がないメリットがあります。これは非常に大きなメリットです。
このブログに書くストーリーが、MRIを全く知らない方やこれから学び始める方の興味をくすぐるような、参考の一つになれば幸いです。
それでは、MRIの初歩を学びはじめましょう。
- 第1章 MRIとはどんなものなのか、全体像をみる
- 第2章 外部の磁場の中に入った時、陽子に何が起こるか
- 第3章 陽子の集合についてもっと詳しく見てみよう
- 第4章 座標系をとりいれる
- 第5章 患者が磁石の中に入った後は何が起こるのだろうか
- 第6章 新たに作られた横磁化ベクトルについてみてみよう
- 第7章 横磁化にはどんなことが起こるのだろうか
- 第8章 緩和時間というのはどれくらいの長さなのか
- 第9章 T1は何によって影響されるのか
- 第10章 何がT2に影響を与えるのか
- 第11章 ここで実験をしてみよう(例を見て考えてみよう!)その1
- 第12章 ここで実験をしてみよう(例を見て考えてみよう!)その2
- 第13章 短いTR、長いTRとはどういうことだろうか
- 第14章 T2強調画像はどのようにしてできるのだろうか
- 第15章 まず、T2強調シーケンスをみてみよう
- 第16章 実際に短い/長いTR、TEとはどの程度のものを言うのだろうか
- 第17章 スピンエコーシーケンスに戻ってみよう
- 第18章 長いTR、短いTEを選んだ時、どんな画像になるのだろうか
- 第19章 血流は信号にどんな影響を与えるのだろうか
- 第20章 今度は、MRI用造影剤について考えてみよう
- 第21章 部分飽和法(Partial saturation sequence)飽和回復法(saturation recovery sequence)
- 第22章 スピンエコー法
- 第23章 高速撮像シーケンスにはどんなものがあるだろうか。
- 第24章 撮像時間について考えてみよう
- 第25章 MR画像では断面の選択はどのようにして行うのか
- 第26章 スライス断面の厚さは、どのように決められるか
- 第27章 もう少し基本的なこと
- 第28章 最後にスペクトロスコピーについて